終活において、エンディングノートを用意することが望ましいということは皆さんご存知だと思います。
ただエンディングノートを手に入れたものの、様々な記憶や思い出を思い出しながら書くと時間がかかり、途中であきらめてしまう方も多いのが実情です。
また、いざ書いてみようと思っても、「何を用意すればいいかわからない」「何をどう書けばいいのかわからない」と、悩んでしまう方も多いようです。
当事務所ではそのようなエンディングノートの記入のお手伝いをさせていただいております。

お手伝いの内容

お手伝いの内容といたしましては、
●お話をお聞きしながら、お話しいただいた内容を代わりに記入
●自分では確認できなかったこと(銀行の口座番号、保険の証券番号等)を確認
●ご記入いただいた内容に基づきどのような手続きが今後必要になるかのアドバイス等
ご相談者様のご要望に応じて終活が円滑に進められるようサポートいたします。

エンディングノートをつくることことには様々な目的、メリットがあります。

① 自分のこれまでの人生を振り返ることができる。

ご家族へ希望・要望が伝えられることも重要な目的です。
高齢になるにつれて、葬儀の方法であったり、老後の過ごし方であったり希望・要望は、増えていくと思われます、それをしっかりとご家族に伝えておくことで、ご自身の意向に沿った、ご家族が困らない状況を作ってあげることができます。 また、自らの死後について、家族で話す機会も生まれます。
話しづらいテーマについて、コミュニケーションのツールにもなり、細かい貴重品、遺品を含め財産関係を、一度整理することもできます。
また、実際に相続が発生した際に、エンディングノートは相続人のための一定の指針にもなります。 エンディングノートが残っていることで、相続人のための遺産分割の方向性を示すこともできます。

② 亡くなった後の希望・要望を伝えることができる。

ご家族へ希望・要望が伝えられることも重要な目的です。 高齢になるにつれて、葬儀の方法であったり、老後の過ごし方であったり希望・要望は、増えていくと思われます、それをしっかりとご家族に伝えておくことで、ご自身の意向に沿った、ご家族が困らない状況を作ってあげることができます。 また、自らの死後について、家族で話す機会も生まれます。 話しづらいテーマについて、コミュニケーションのツールにもなり、細かい貴重品、遺品を含め財産関係を、一度整理することもできます。 また、実際に相続が発生した際に、エンディングノートは相続人のための一定の指針にもなります。 エンディングノートが残っていることで、相続人のための遺産分割の方向性を示すこともできます。

③ これからの生き方を考える。

エンディングノートを作成していただくことで残りの人生のあり方を考えることができます。
これは、自分のこれまでの人生を振り返って頂くとともに、エンディングノートの記入を通じて、これからどう生きたいかを考えることができます。
また高齢になるにつれて出てくる問題に早い段階で準備をしていただくことができます。
エンディングノートに自分の資産など記入し整理をすることで、たとえば要介護になった時や延命治療が必要となった際に、家族へ起こりうる負担をある程度予測ができます。また現時点で入院や介護のときの費用について、不安があれば保険に加入するといったことが可能になります。
介護などの問題が起きたときに、自分の家族の暮らしがどうなってしまうのか、また自分はどうしてほしいのかを考えるきっかけにもなります。まだ健康であるほど、自分の身に何か起きたときの生活を思い描くのが難しいとは思います。
そこで、エンディングノートを作ることで、自分や家族の経済状況、子供の年齢などを考慮して、改めて自分にあった保険に加入する、認知症対策の契約を結んでおくなどといった早めの対策が行えます。

④ 自由に想いを遺すことができる

よくエンディングノートは遺言書と比較されることが多いですが、エンディングノートには、遺言書と違い、書き方や決まりがありません。
そのため、自由に、ご自身が思うままに、記入をすることができます。また、その作成には、遺言書とはことなり特別な費用は発生しません。
自由に自分の想いを記入することができるという、メリットがあります。

ご自身でエンディングノートを記入する際書くべきこと

① 生前のこと

エンディングノートは形式にこだわらない冊子ですので、死亡後のことだけでなく、生前に伝えたいことも書いておくことで更に価値が増します。
生前の項目として代表的なものは、
●病名の告知
●意志が伝えられなくなった時
●介護について
などです。
「病名の告知」については、病院の考え方や社会の捉え方も変化しており、本人に直接告知をするケースも増えています。しかし、告知をされた家族が、本人に伝えるべきかと思い悩むケースは現在も少なくありません。
もしエンディングノートに、告知に対する考え方を書いておき、家族と共有をしておけば、家族の判断の助けになるでしょう。
「意志が伝えられなくなった時」は、延命治療の判断などが想定されます。延命治療をするかどうかの判断も難しい問題で、その判断を迫られた時は、本人は意識がなく判断ができない時です。高額な医療をご家族の負担では受けたくない場合などは特にその意思を記入しておくと良いです。

② 死後のこと

●葬儀について
●お骨の行き先について(お墓・納骨堂・樹木葬など)
●財産や相続について
●法事法要について
などです。
葬儀について、近年、事前相談・生前予約という言葉も聞かれるようになりました。生前のうちに自分の葬儀について準備しておいたり、葬儀についての考えを書き残しておいたりすると良いです。弊所では葬儀の事前相談・生前予約を受け付けている葬儀社をご紹介できますので、お悩みの方はお気軽にご相談ください。
一昔前は、葬儀は「他の人と同じように・・・」という考えが一般的でしたが最近では、一般的な葬儀以外に、家族葬・直葬・一日葬など、様々な葬儀の形態から選択し、自分の考えにあった葬儀を望まれる方が増えています。
亡くなった後、葬儀をあげる時に親戚が良かれと思ってかけた言葉が時に、悲しみにある遺族をさらに悲しみに陥らせる場合があります。
もっと盛大な葬儀が良かったのじゃないか。家族葬なんて望んでいなかったのじゃないのか。このような親戚の言葉に家族は思い悩むことがあります。そうした状況になった時にも、エンディングノートに書き残していれば、家族の支えになることでしょう。
相続財産なども書いておくと良いです。
相続の際ご家族の方は、いったいどういった財産があるのかわからない場合があります。 そのような場合に財産を調べるにも、労力や時間、費用などがかかり、ご家族に大きな負担をかけることが多いです。そうならないためにも、エンディングノートに記載を記入することをお勧めいたします。

③ ご家族へのお気持ち

葬儀やお墓のことについて考えを書き残しておくノートというイメージの強いエンディングノートですが、感謝を伝える項目が一番重要です。
家族や大切な方、お世話になった方へ、日頃、なかなか面と向かっては伝えることが難しいことを文章にして書き残しておくことをお勧めします。
いつの日か書き残した思いに家族が触れることで、悲しみから回復する心の支えになる…その時がエンディングノートの本当の役割を果たす時なのかもしれません。

エンディングノート作成サポートの報酬

当事務所はエンディングノート作成サポートの基本報酬として2万円をいただいております。
無料で相談を受け付けておりますのでお気軽にご相談ください。

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